こんにちは、Tina Blogへようこそ。
今日は猫ちゃんがよくかかる「猫風邪」について、わかりやすくまとめてみました。
ティナとの暮らしでも気になった症状のひとつだったので、
同じように不安に感じている方の参考になればうれしいです。
猫風邪ってどんな病気?
「猫風邪」とは正式な病名ではなく、
くしゃみ・鼻水・目やに・発熱などの症状を引き起こす感染症の総称です。
主に以下のウイルスや細菌が原因とされています。
- 猫ヘルペスウイルス(FHV-1)
→ 猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)を引き起こす - 猫カリシウイルス(FCV)
→ 口内炎や舌潰瘍、くしゃみなど - クラミジア(Chlamydophila felis)
→ 結膜炎が代表的
これらのウイルスはワクチンで予防が可能です(WSAVA Guidelines 2023より)。
こんな症状が見られたら注意
猫風邪は初期症状がとても軽いこともあります。
たとえばこんな様子が見られたら、早めに注意してみてください。
- くしゃみをよくするようになった
- 鼻水が出ている(透明〜黄色)
- 目やにが増えた
- 元気がない
- 食欲が落ちてきた
「たかが風邪」と思って様子を見ているうちに、
二次感染を起こして重症化するケースもあります。
とくに子猫や高齢猫は注意が必要です。
感染の仕方と予防法
猫風邪は飛沫感染や接触感染で広がります。
感染した猫のくしゃみ、鼻水、毛づくろいなどを通じて他の猫にもうつることがあります。
完全室内飼いの猫でも、飼い主さんの衣類などを介して感染することも。
だからこそ、ワクチンでの予防はとても大切なんです。
ワクチンはいつ打つの?
- 初回:生後6~8週齢から
- 追加:2〜4週ごとに複数回接種
- 成猫:その後は1〜3年に1回(生活環境による)
これらはコアワクチン(3種混合)で予防が可能です。
(参考:WSAVA Vaccination Guidelines)

治療法は?
ウイルス感染の場合は、対症療法(症状をやわらげる治療)が基本です。
- 栄養補助や水分補給
- 点眼・点鼻薬
- 免疫力を高めるサプリメントや抗ウイルス薬(症状によって)
細菌感染を伴っている場合は抗生剤が使われることもあります。

ティナのときは…
ティナがうちに来たばかりのころ、
くしゃみをしている日があり、とても心配になったのを覚えています。
「目やにがちょっと多いかな?」と思ったらすぐに動物病院へ。
「環境の変化による軽い風邪」によるものもあります。
まとめ
「ちょっとくしゃみしてるな…」
そんな小さな変化こそ、見逃さないでほしい猫風邪のサインです。
- くしゃみや鼻水が続くときは要注意
- 子猫や高齢猫は特に気をつけて
- ワクチンで予防できるものもある
- おかしいな?と思ったら、早めに動物病院へ
毎日のちいさな変化に気づいてあげることが、
大切な猫ちゃんの健康を守る第一歩です。
あなたと猫ちゃんが、今日も健やかに過ごせますように🐾
コメント