【獣医監修】一人暮らしで猫を飼うには?必要な時間・費用・お世話のポイントまとめ

こんにちは、Tina Blogへようこそ。
今回は「一人暮らしで猫を飼いたい」と思っている方に向けて、
猫と無理なく暮らすために知っておいてほしいことを、獣医師の視点からまとめました。

ティナと暮らしている私も、以前はひとりで猫を迎えることに不安がありました。
ですが、正しい知識と少しの工夫があれば、一人暮らしでも猫との幸せな暮らしは十分に可能です◎


目次

一人暮らしでも猫は飼えるの?

答えは「YES」です。
ただし、猫の性格やライフスタイルによって、向き・不向きがあるのも事実。

猫は比較的お世話がしやすい動物ではありますが、
完全室内飼育でも日々のケア・病気のサインに気づく観察力は欠かせません。

📌 日本動物愛護協会の「飼い主の心得」にも、一人暮らしでも終生飼育できるかを事前に考えることが明記されています。


猫のお世話にかかる“時間”ってどれくらい?

思っているよりもコンパクトに感じるかもしれませんが、毎日継続することが大切です。

🕒 1日あたりの平均的なお世話時間

内容所要時間の目安
ごはん・水の準備5〜10分
トイレ掃除5分
遊び・コミュニケーション15〜20分
ブラッシングやケア5分程度(頻度による)

✨ 合計30分〜1時間以内でもOK。ただし、「質」も大切です。
たとえば、5分間でもしっかり向き合って遊ぶ時間をつくると信頼関係も育ちやすくなります。


実際にかかる“費用”はどのくらい?

🛒 初期費用(目安)

  • トイレ・猫砂・ベッド・ケージなど:1万~2万円
  • キャリーケース・ブラシ・おもちゃなど:5,000~1万円
  • ワクチン・健康診断・去勢避妊手術:1万~4万円(病院による)

💰 月々の費用(目安)

  • フード代:2,000~5,000円
  • 猫砂代:1,000〜2,000円
  • 健康管理・予防(ノミダニなど):1,000〜3,000円

📌 合計で月5,000〜10,000円前後と考えておくと安心です。

👉 総合栄養食や予防医療の必要性については「WSAVA 栄養ガイドライン(2021)」にも明記されています。


長時間の外出や留守番はどうする?

一人暮らしで心配なのが「お留守番」。
猫は比較的留守番が得意ですが、以下の工夫があると安心です。

✅ 自動給餌器や給水器を活用する

→ 時間通りの食事で、安心感アップ◎

✅ 2つ以上のトイレ設置

→ 1日以上の留守でも排泄トラブルが起きにくくなります。

✅ 留守中も空調管理をしっかりと

→ とくに夏・冬は室温に注意!エアコンの活用が推奨されます。


こんな猫が“一人暮らし向き”?

  • 比較的おっとりした性格の猫(例:ラグドール、ブリティッシュなど)
  • 成猫(1歳以上)は子猫よりも落ち着いていてお世話しやすい
  • 保護猫や譲渡猫でも「ひとりが好き」な性格の子もいます◎

📌 初めての方は譲渡会や保護猫カフェで相性を見て決めるのもおすすめです。


まとめ|“大切なのは、向き合う時間の質”

一人暮らしでも、猫と安心して暮らすことはできます。
大切なのは「長時間一緒にいること」よりも、その時間にどれだけ愛情をかけられるか

そして、自分の生活スタイルと猫の性格を見つめながら、
無理のない距離感で共に過ごすことが、長く幸せに暮らすコツです。

ティナとの毎日も、バタバタしながらですが、
「おはよう」「ただいま」に寄り添ってくれる存在がいるだけで、何気ない日常がちょっと特別になります。


※本記事は一般的な情報提供を目的としています。猫の健康状態や環境によって必要な配慮は異なりますので、心配なことがあれば獣医師へご相談くださいね。

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